皆さまごきげんよう!記事をご覧くださりありがとうございます!
わたしは一次創作サークルCSDの鶴谷えりすです!
今回は、Blenderを使ってうちの子の3Dモデルを作るため奮闘した途中経過をお見せしていきたいと思います!
なにぶん初心者なので(というかほぼ初めてまともにBlender勉強し始めたので)真っ当な作り方をしていない部分が多々あるかと思いますが、ここを頑張ったよ! とか、ここはうちの子の特徴を再現した部分だよ! みたいなお喋りが出来たらと思います。
Blender玄人の方は、好きなゲームで初見プレイヤーが死亡フラグをばんばん立てていく様を腹抱えて笑いながら見られる方のみぜひご覧ください!
🌼やってみようと思ったきっかけ🌼
創作クラスタの方、好きな二次元キャラクターをお持ちの方。人生で一度は思いますよね。
”自由自在に動く立体のあの子が見たい!!!!!!!!!!” ……って。
わたしもそんな、3Dに憧れるへっぽこ創作屋さんのひとりです。
思えば、夢のような世界を初めて知ったのは中学生の時でした。
あの頃はニコニコ動画で好きな作品のMMDを見漁り、モデルやモーションを配布して下さる神さまたちを拝み倒しながらダウンロードし、隙あらばパソコンとにらめっこしていたものです。
懐かしいなぁ。
そうして人様の作品で遊んでいたある時、既にうちの子を量産していた中学生鶴谷はふと思いました。
”これ、自分のキャラでやったら一番面白いんじゃね” と。
しかし、その夢は叶うことはありませんでした。理由はいくつかありましたが、借りていた親のパソコンが重すぎたことと、当時の私がパソコンについて知らなければ英語も全く読めず、Blenderの最初の立方体から一歩も進めなかったことは覚えています。
たぶんこれ、オブジェクトモードから編集モードに変えられなかったんじゃないかな……初歩的……。
あれからはやn年。英語はともかく、MMEffectを入れても固まらないパソコンとちょっとは成長した頭、なによりGoogle検索能力を手に入れたわたし。今ならあの夢に少しでも近づけるのではないか……そう思い立ち、先日n年ぶりに因縁のBlenderをインストールしてみたのです。
そうして恐る恐る開いたBlenderの扉の先には、新たなる壁の数々とたくさんのわくわくが待っていたのでした……!
というわけで! なんかすっごく前置きというか思い出話が長くなったけど、まずは現状のスクショをお見せするよ!
🌷うちの子ヴィクトリアちゃんの顔面(途中)大公開!🌷
じゃーん!
……なんか中途半端だし半分ハゲだし全然がんばった感ないねこれ!!!!
果たしてこの程度の完成度で記事を書くに値するのか少し疑問に感じてきましたが、目を逸らしながら続けますね。
今回作ってみているのは、うちの子のヴィクトリアちゃんです。
この子にした理由は、単純にキャラデザかわいくて大好きだから!!!
……真面目に言うと、一応童顔ロリ体形なのでリアル過ぎず比較的作りやすいかなぁと何となく思ったのと、彼女の髪型や服はCSDが使いがちな形が多いので、後々参考になりそうだからですね。
よく考えたら(考えなくても)初手で長髪三つ編みと大量フリル服って絶対まずいと思うんですけどね。決めた当初の自分が分かりません。どうせキャラ愛とその場のノリで決めたんでしょう。
わたしのおバカ!!!
まあ決めて顔まで作っちゃったからには仕方ありません。地獄の道を頑張っていきます。
①顔面
というわけで、只今地獄の1丁目1番地のお顔と前髪を一通り回ったのですが。
まーあ既に地獄地獄。
顔面は最も複雑そうなパーツですから覚悟していましたが、初っ端から大変でしたね。
これが最初に用意したガイドイラストです。良い感じにガイドに沿った輪郭に出来ていますね。
輪郭づくりで一番つらかったのはトポロジー(?)が破綻しないようにポリゴン数ダイエットを繰り返したことです。
というのも、わたし初心者のくせに、ガイドと脳内ヴィクトリアちゃん想像図ぴったりになるように、最初にめっちゃ細かく面を張っちゃってたんですよね。
そのせいで後から帳尻が合わなくなって、元の形を保ったまま、面の流れが破綻しないようにしつつ、ダイエットを強いられるという苦境に立たされたわけです。
ヴィクトリアちゃん、というかCSDの絵柄でどうしてもこだわりたかった、鼻筋と目周りの彫り深さ、唇は特に大変でした。
なんか、めんどくさそうなパーツに限ってわたしのこだわりポイントなんだよなぁ。
目周りのループは上下2枚ずつ削りましたし、おでこなんか今残ってる面の2倍くらいありました。鼻筋や目周りをついつい細分化しすぎた末路ですね。
おかげで、頬から耳までのラインと、おでこから後ろのラインが細かくなりすぎてぐじゃぐじゃになって……。でも面減らしたら減らしたでカックカクのぐっちゃぐちゃなんですよ。どうしたらいいのって感じでしたよもう。
地獄具合を見せたいのに当時一切スクショ撮ってないのマジ悔しい。
……悲報、鶴谷えりすスクショの仕方を知らなかった。
なんとか程よい細かさに出来て今に至ります。
あとはお耳も苦労しました。とはいっても、これもまた私が初心者の癖に凝り始めたのが悪いんですけどね。
CSDの絵柄の耳の形が陰影で何となく感じられるような形状にしたいなぁというまたもやめんどくさそうなこだわりを発動しまして。
思いのままに面を張り張りした結果、面数が多くなり過ぎて一列あぶれたり、耳穴に出っ張りに耳たぶと、ありとあらゆるところで破綻しまくったりしました。なんか調子が悪かったのか、どこかを直したらまた別の場所があぶれて、シーソーみたいに交互に破綻していったのでマジで疲れましたね。
なんとかポリゴンダイエットしながら程よく形状を再現出来たんじゃないでしょうか。さすがにお耳は動かない部位だし今後の作業で問題起こしたりとか……ないよね……?
いや待てよ、UV展開したらどうなるんだあれ? ……ひ、ひぃ。
……考えるのは止めにしましょう。たぶん顔面から独立させれば何とかなりますよ。わたしが頑張った意味が半分くらいなくなっちゃいますがね! ぴえん。
②前髪
お次は前髪です。
何というか、ちょっとカクカクしていてイラストと雰囲気が乖離してますね。スムーズにしてないのもありますが。これはまだまだ修正していかないとヤバそうです。
ほかにも修正しなければいけないところはたくさんあるのですが、特にめっちゃヤバいのは全部の毛束を半円状にくっつけてしまっているところですね。
最初は毛束ごとに筒を作っていたんですが、途中で筒同士をくっつけ始めてしまったんです。
わたし、作り始めた当時毛束一個一個頭に直ぶっ刺しでもいいって知らなかったんだよなぁ。
おかげで、つむじ近くの頂点が地獄絵図です。これはまずい。
それに、めっちゃ気を使ってこの半円にするためにわざわざ毛の分かれ目をめっちゃいじってしまっているんです。最悪すぎます。
フラットにしたら変な影が出現してしまっています。
これ、全部直すのかぁ……。
後ろ側はこんな感じ。やっぱり毛束の接続部分が変な感じです。
あとは、毛先をマージしてしまっているのも直さなければいけませんね。まだまだやることいっぱい!!!
これ、こんなタイミングで記事にしてる場合じゃなかったんじゃ。
……何かしら記事化して喋って一旦安心したかったんです。許してください(>∀<;)
🌻あとがき🌻
というわけで、ここまでBlender超初心者の無謀な挑戦を一緒に見て下さりありがとうございました!
記事作ろうってタイミングで前髪がダメダメなのに気づいてもう病みそうだよ!
でもここで病んでいる場合じゃありません。なぜなら地獄の巻き巻き横髪が待っていますからね!!!
この調子じゃ次回が一体いつになるか分かったもんじゃありませんが、もしよければ次も見て頂けたら嬉しいです!
それでは、ごきげんよう!